無料の夕食提供あり!こどもの居場所がここにある「ここてらす」

こどもの居場所&レンタルスペースを運営する「ここてらす」さん。
入口の前にある看板にこどもの居場所と書いてあるのが印象的です。

この場所の名前を『ここてらす』を名付けました。
子子を照らす
子供たちの今ここを照らす
個々の良さを照らす
個々の想いを照らす
そんな場所にしたいとの想いから名付けました。

目次

レンガ造りの建物が目印

JR基山駅から徒歩で5分、けやき通りに面した場所にある「ここてらす」さん。
スタートしたのは2019年12月。

けやき通りに面しており、レンガ造りの建物の真ん中です。
基山小学校と若基小学校の間くらい、少しだけ基山小学校に近い場所にあります。

「ここてらす」さんが力を入れてるのは、こども達の居場所です。
スタートしたきっかけは、放課後のこども達が1人で過ごす時間をなくしたい、共働きの両親や1人親のこどもが、家でひとりぼっちになるような、孤独・孤立する状況を減らしたかったから。

こども達の居場所を作ろう

発起人はシングルファザーの下楠薗さん。
お話をお聞きしたのは現在の代表・入江航さんです。

さんと呼ぶより君と呼びたくなるくらい若い!
お聞きすると24歳だそう。
笑顔がとってもキュートなのです。
こども達にとっては、きっとお兄ちゃんのような存在だと思います。

もともと入江さんは、こどもと交流するような活動はされていませんでした。
下楠薗さんと交流があり、大学生のときに家が近いのでボランティアとして参加。
1年間、こども達と関わる中で関係性が築け、自分がコロナ禍で大学に行けなかったこともあり、いつしか自分自身の居場所になったと話されます。

最初は任意団体として運営。
続けていくならちゃんとやっていかなきゃねと、2021年1月に一般社団法人として登記されたそうです。
そこをきっかけに代表に就任。

「ここてらす」さんを利用するのに登録する必要はありません。
いつ来ても、いつ帰ってもOK。
とくに決まったプログラムもありません。
 
対象は保育園・幼稚園・小学生・中学生・高校生で、1番多いのは中学生だそう。
なぜなら、スタートした2019年に通っていた小学生が中学生に成長したからです。通っているのは、ほとんどが基山町宮浦地区に住むこども達。
だいたい1日で10人くらいが訪れているそうです。

一緒にごはんを食べよう

ここに来たのなら、せっかくだから一緒にごはんを食べよう!と無料で食事の提供をスタート。
「食数を確保したいので、できればInstagramへのDM、もしくは公式ラインで連絡をくださると助かります」と話されます。

食事の内容は小学校の献立表を参考にして、同じメニューにならない工夫をされているそうです。
あったかいごはんをみんなで食べるのって、きっと楽しいに決まってますよね。

間借り営業やイベント開催に対応

ほかに、間借り営業・イベント開催・楽器の練習・お茶会・少人数の飲み会・ママ友ランチ会・打ち合わせなど、さまざまなシーンに利用できるのが特徴です。
また、自分でお店を始めてみたいという人も大歓迎!

たまにカレー屋さん?と勘違いされるくらい、ランチタイムにカレーの出店ありです。
ほかに親子料理教室やお弁当販売、誕生日会、アコーディオンコンサート、地域の説明会など、入江さんが「何でもありなんです」という言葉に納得!
出店してみたい人、貸切したい人、気になる人は気軽に問い合わせてみませんか。

黄色い壁にポップな絵が描かれているの、わかりますか?
これは基山町内の就労継続支援B型事業所「PICFA」の皆さんが描かれたそうです。
入江さんは4年経っても「まじまじと観ると、こんなキャラクターいたっけってのがいるんです」と話されます。

すごくユニークで本格的なアート作品。
それもそのはず、ローソンとコラボして「からあげクン」のパッケージデザインを手掛けられたことがあるとか!
しかも、最近のことで全国区らしいです。

サポーターや募金、食材の寄付で「ここてらす」を応援しよう

入江さんいわく、自分達もよくわからないのですが、初めて訪れるこども達が「落ち着く」といってくれるそう。
きっと「ただいま」と「おかえり」の挨拶を笑顔でかわし、会話を楽しんだり、読書したり、ゲームで遊んだり、それぞれ自由な時間を過ごしているのでしょう。

大人でも、のびのびとリラックスして過ごせる空間だなと感じました。
もうひとつの居場所があるっていいな~とも思います。

最後に今後について入江さんにお聞きしました。
現在、日本財団の助成金の助成金で運営しています。
今年度が最後なので一般社団法人の賛助会員を募集中。
募金箱も設置。
ふるさと納税を利用し、安定した運営ができるようなサポーター集めを行っていきたい。

最近は不登校で利用したいという子もいるので、そのような支援にも携わっていきながら、地域に愛される団体になれればと話されます。

もし記事を読んで応援したいと思ったら、公式サイトをみて賛助会員募集に応募してみませんか。
募金も食材の寄付も、とてもありがたいそうです。
お話を聞いたら個人的に応援したくなりました!

■店舗情報

店  名:一般社団法人 ここてらす
住  所:佐賀県三養基郡基山町宮浦259-43
Googleマップ:こちら
営業時間:月曜・水曜・金曜
公式HP:こちら
Instagram:こちら
Twitter:こちら
Facebook:こちら

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担当記者

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